ネットブック(Netbook-ねっとぶっく)(コンピュータ関連用語)
この言葉、つい最近知りました。またよく耳にするようにもなりました。
いろいろな情報を整理して、自分なりにリライトすると
フル装備ではない、つまり機能に制限はあるけれども、その代わり安価で手軽なノート型パソコンを、そう呼ぶようです。
そのメインユーズはインターネットブラウジングとメール機能が使用できればいい、というユーザー層をターゲットに構成されたモデルがこれに当たるようです。
これまでのエントリーにも上げた、ASUSのEee pcなんかがまさにドンピシャ、的中モデルでしょう。
なお、はてなキーワードやその他の専門サイトなどによると、Willcom D4、LOOX UなどのハイエンドUMPCは含まないとされているようです。
参考までにTECHWORLD(2008/8/4)のネットブック/UMPCの大研究[2008年夏版]に<【コラム】ことばの定義――ネットブックとUMPC、MID>という参考になるコラムが掲載されておりましたので、抜粋し、引用させていただくこととします。
【コラム】ことばの定義――ネットブックとUMPC、MID
●ネットブック
「ネットブック」とは本来、インテル(Intel)が提唱するモバイルデバイスのカテゴリーの1つである。
インテルの定義に沿って言えば、(1)主にインターネットアプリケーション(Web、電子メール、チャットなど)を利用するためのデバイスであり、(2)画面サイズは10インチ以下で持ち運びがたやすく、(3)省電力CPUである同社の45nm(ナノメートル)Intel Atomプロセッサ(開発コードDiamondville)を搭載、(4)OSには一般的なノートブックPCと同じWindowsかLinuxを採用している、という条件を満たさなければならない。
これに照らすと、例えばEee PC 4G(CPUがCerelon M)やHP 2133 Mini-Note PC(CPUがVIA C7-M)は、ネットブックには該当しないことになる。だが、「ネットブック」以外にこのカテゴリーを指し示す的確な名前は、今のところ存在しない。そのため、本稿では便宜的に、こうした小型・軽量・安価なノートブックPCをひとくくりに「ネットブック」と呼ぶことにする。
●UMPC/MID
一般には、本稿で取り上げるような小型ノートブックPC全般を指して「UMPC(Ultra Mobile PC)」と呼ぶこともある。
ただし、このことばはもともとマイクロソフト(Microsoft)が定義したものであり、その定義によればUMPCはタッチパネルを備えた小型デバイスでなければならない(MicrosoftによるUMPCの紹介サイト。なお、通常のノートブックPCサイズであれば「タブレットPC」に分類される)。加えて、インテルが初期のAtomを「UMPC向けプラットフォーム」と定義していたために、“超小型PC=UMPC”というイメージが定着してしまったものと思われる。
他方、MID(Mobile Internet Device)というカテゴリー分類もある。字義通りにとらえればネットブックやUMPCも“モバイルなインターネットデバイス”だが、一般的には、PCには当てはまらないインターネット機能内蔵の携帯ゲーム機や専用デバイスといったものをを指す。
なるほどな~っていう感じですが、自分の目指すところはそんな学術的な分野ではなく、あくまでもツールとしての、そして如何にライフスタイルをそのツールを持って有意義に過ごせるか、をテーマにしておりますので、ま、一応雑学として知っておく程度に留めて置くこととしましょう。
ようは、安くて、満足のいく機能がついていて、自分の好みに合致するものであればいいわけで
ネットブックだろうと、ミニノートPCだろうと、UMPCだろうと、MIDだろうと、名称はなんだってかまわないわけです。
ま、使い勝手や目的からいくと、名称によるカテゴリー区分からすれば自ずと対象物は絞られてくるとは思いますが。
肝心なのは、どう使いこなすか、でしょう、最終的には。と思ってます。では

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