14インチの大きさのいろいろとモバイルノートPC関連について
14インチとあれこれ
インチ 【英】inch
インチは、長さの単位のひとつ。
12分の1フィートを1単位とする長さのことで、1インチは約 2.54センチメートル。
(欧米で使われるヤード・ポンド法における単位のひとつ)
換算と例
14インチは約35.56センチメートル
数式としては、長さの値に2.54をかける。
つまり
1インチ=25.4mm=2.54cm
14インチ×2.54cm=35.56cm
となります。存外あります。
ちなみに、13.3インチと比較すると
35.56cm(14inc)ー33.782cm(13.3inc)=1.778cm
約2cm弱の差程度になります。それほど大差は感じられません。
これを踏まえて、王道の13.3インチモバイルノートPCに肉迫する猛追の14インチモバイルノートPCについて考察してみたいと思います。
14インチ画面サイズ
Acerの14インチモバイルノートPCだとパネルサイズ14” 35.6cmとされ、例えばSwift 3 SF314-511-540U ノートブック PCの本体寸法:幅(横)322.8mm / 奥行き(縦)212.2mm、ディスプレイ斜めに計測して35.6cmで縦横比率から計算すると、本体と液晶画面との差、いわゆるベゼル幅が求められる。
横 1.5212064090480 × 縦 1.00 (最大解像度: 1920 × 1080)
Appleのノートだと、MacbookAirにはなく、MacbookProに14インチサイズがある。正確には14.2インチモデルとなっている。こちらは本体サイズが、幅(横)31.26cm×奥行き(縦)22.12cm
比率 横 1.4132007233273 × 縦 1.00 (最大解像度: 3024 × 1964)

見て回ったところ、14インチの対角比率のポピュラーは16:10が最も多く、例えば下に掲載のようなカバーも同様に一般的なタイプとして販売されているケースが多くみられる。
14インチ(16:10)覗き見防止フィルター プライバシーフィルター ブルーライトカット パソコン PC 液晶保護フィルム 両面使用可能 反射防止 着脱簡単 JPフィルム専門製造所

つまり、PC本体のガタイは従来の13.3インチ並みだが、ベゼル幅の縮小と奥行きが伸びたことにより、ディスプレイでのファーストビューで文字列にすると1行から2行多く見えるというのが大きな違いじゃないかと思われます。それと高さ(厚み)が改良され進化したことで、更なる薄さと軽さがほどこされたことが魅力だともいえるでしょう。
これからはもしかしたら、モバイルノートPCといえば14インチサイズが主流となるのかもしれません。
14インチ以下モバイルノートの重量
一般的に画面サイズでは14型以下をモバイルノートパソコンとしているようです。
では、重量(重さ)は?
ノーマル15インチ/16インチノートパソコン
~2kg程度
モバイル 14・13.3・10インチノートパソコン
1.5kg以下
家庭用として普及している15インチのノートパソコンの重さが平均2kgであるのに対し、モバイルノートパソコンの平均的な重さは1kgから1.5kgで、1kgを切るとかなり軽い部類に入るでしょう。
また、持ち運ぶことが前提のモバイルノートパソコンは、本体の丈夫さも重要です。カバン内での加圧や落下を想定したテストが行われているモデルもあり、一般的なノートパソコンより物理的に壊れにくい設計の商品が多く販売されています。
外で使用しているときに困るのが急なバッテリー切れ。ACアダプタは持っているのに充電できる場所がないということも少なくないでしょう。モバイルノートパソコンはバッテリー容量が大きいものが多く、なかには丸1日以上使えるものも。さらに、最大100Wで給電できるPD(Power Delivery)対応モデルを選べば、同じくPD対応のノートパソコン用モバイルバッテリーで急速充電することも可能。電源がない場所でも充電しながら長時間作業できますよ。
自社最薄軽量モデルのモバイルノートパソコン
最後に
ノートパソコンであるなら、たとえ17インチの大画面サイズであっても、そして3kg近くの重さがあったとしても、カバンに入れて持運び、使い倒しているなら、それはモバイルノートと言っても過言ではないでしょうということです。
14インチ(B5)モバイルノートパソコン製造メーカー
主要PCメーカーの14インチモバイルノートPCを製造販売しているWebサイトリンクと対象シリーズ(モデル)をピックアップしました。あくまでも参考です。最新モデルや諸々の最新情報については各メーカーのホームページやショップページにて確認ください。
| メーカー名 | 14インチモデル | 特長・注目点 |
|---|---|---|
| Acer (Amazon 日本acer |
・Swift 3 Swift 5 ・Aspire 5 |
直のオンラインショップはなく、Amazon、NTT-Xストア、ビックカメラなど。 |
| Apple | ・MacBook Pro 14.2 | 天上天下のApple、母体で買うか、総合ショップで買うか? |
| ASUS |
・Chromebook C300MA ・ZENBOOK UX305FA-5Y10S ・ZENBOOK(TM) UX303LN-4210 |
台湾メーカー。エイスースは基板で急成長しネットブックのEeePCで拡大した。 |
| DELL |
・Inspiron 14 (2-in-1)・New Inspiron 14 ・Vostro 3420 ・Vostro 3425 ・Latitude ・Alienware x14 ゲーミング ・Precision ワークステーション |
アメリカ大手のBTOメーカーの老舗。宮崎サポートに期待。個人・法人・ゲーミングと幅広い。コスパ主体なら要チェック。 |
| Dospara | ・raytrek A4-R ・THIRDWAVE ・GALLRRIA R-Series |
国内メーカー。海外PC販売からパーツで拡大。 |
| EPSON | ・Endeavor NA ・Endeavor JN |
国内メーカーのプリンターで有名なエプソン。腕時計セイコーも同グループ。サポートに定評あり。13.3型は1モデル法人向け。個人でもカートへは進める。 |
| ・NSCシリーズ | 国内メーカー。 ブランド名フロンティア。ヤマダ電機子会社。 |
|
| FUJITSU |
・LIFEBOOK UHシリーズ ・LIFEBOOK MHシリーズ |
国内大手総合メーカー。FMV LIFEBOOKシリーズを柱にモバイルノートの層は厚い。国内シェアは上位。 |
| HP |
・HP14-em ・HP14s-fq ・HP Pavllion 14-dv ・Chromebook x360 14b |
アメリカ大手メーカー。法人に強く、シャアを拡大。日本生産もあり。法人から個人、ゲーミングPCなど幅広い。 |
| ・ThinkPad ・ThinkBook ・IdeaPad |
中国メーカー。アメリカにも本社あり、元IBM。日本ではNECと事業統合、日本生産も開始。 シリーズは多いが13.3型は1モデル。 |
|
| Microsoft Store | ・Surface Laptop 4 13.5 ・Surface Laptop 5 13.5 ・Surface Laptop Studio 14.4 |
OSのWindowsでご存じのマイクロソフト |
【G-Tune/DAIV】 【MousePro】 |
・mouse X4 シリーズ(14) ・mouse X4-B-URDS シリーズ(14) ・Mouse Pro NB2 シリーズ(14) ・Mouse Pro NB4 シリーズ(14) ・DAIV 4N(14) |
国内BTOメーカー。Iiyamaブランドのモニターも扱う。ゲーミングPCブランドG-Tune。 |
| NEC |
・LaVie N14シリーズ ・LAVIE NEXTREME Carbon |
国内最大メーカー。日本シェアトップであり、PCの老舗。13.3型はウルトラブックとして位置づけ。 |
| ・FV 14.0 | 国内大手総合電機メーカー。レッツノートはモバイラーの間では根強い人気のブランド。 何故か13.3型はない。 |
|
| TOSHIBA |
・dynabook Rシリーズ ・dynabook Mシリーズ |
国内大手家電メーカー。PCは海外でも評価が高い。モバイルノートのシリーズも幅広い。 ノートパソコンでは世界レベルのシェア。 |
| UNITCOM 1.パソコン工房 2.フェイス |
・iiyama STYLE-14 ・iiyama SENSE-14 ・iiyama LEVEL-14 |
国内準大手PC小売。パソコン工房を中心にチェーン展開。マウスコンピューターも傘下とするMCJの完全子会社。 |
| VAIO |
・VAIO SX14 ・VAIO F14 |
国内メーカー。ソニーから完全分離。VAIOブランドのPC専門メーカーとなる。モバイル専科なのか13.3型では注目度高い。 |

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